IBD Nursing Projectでは、炎症性腸疾患(InflammatoryBowel Disease: 以下、IBD)患者さんに支援を行う看護師の方を対象にした教育プログラムを開発することを目的としています。
近年、IBDの患者は増加傾向にありますが、未だ病気の原因は特定されていません。
一方で、生物学的製剤が登場したことで、IBDにおける治療法は多岐にわたり複雑化しています。
IBD患者が自分に即した治療や療養を選択し、セルフケアを実践できるように、看護師は専門性をもって継続的な支援を行うことが求められます。
IBD Nursing Projectによる教育プログラムによって、IBD患者に対する看護の質向上に繋がることを期待しております。多くの方のご参加頂けることを楽しみにしております。
IBD Nursing Projectの教育プログラムでは、Eラーニングを活用し基礎から応用へと段階的に学ぶことができる研修を組み立てています。
研修は、
❶「IBD患者の疾患活動性評価を活用した支援」
❷「IBD患者の特性を踏まえたセルフケア支援」
で構成しています。