彩りのまち、響きの

「響きの」は新しいエコライフの始まり

これからの生活は安全・安心、地域ぐるみで環境に配慮した生活が望まれています。でもあれはダメ、これはダメなのではなくて、ああしよう、こうしようの精神でいきたいのです。環境のことを考えて生活することがそのまま楽しい生活になる。それこそ新しいエコライフなのではないでしょうか?

ビオトープ

ベルギーからやってきた<ビオトーパー>

《ビオトーパー》なんて言葉はないのだけど、それほど《ビオトープ》に一生懸命なバートさんを見てるとそう呼びたくなってしまう。
デワンカー・バートさん。現在北九州市立大学国際環境工学部教授、NPO法人北九州ビオトープ・ネットワーク研究会代表。ベルギーからやってきた。
ベルギーという国は山はほとんどなく、一番高い山でも皿倉山くらいで、北海道と似た植物帯の国という。建築設計が専門で、93年に早稲田大学に留学のため来日。以来日本が好きになり住みつづけ、2001年にひびきのに大学教員として赴任して現在に至る。そうそう、奥さん、子どもたちと一緒に学校に隣接した官舎に住まう、れっきとした〈響きの人〉である。

自然が彩る、人と人が響きあう、人と自然が響きあう

きっかけは学研都市

それまでは、環境や自然のことにはタッチしていなかったが、北九州で自然を開発して作った学研都市を見て、自然と開発の調和ということを考えさせられ、それから環境のこと、自然のこと、緑のことに興味を持つようになったという。
そして2001年NPO法人北九州ビオトープ・ネットワーク研究会を立ち上げる。 以来、ビオトープ作りから、竹の伐採による自然保護等の活動、研究に力を注いでいる。魚も刺身も大好きで、日本は、やりたいことがやりやすく、住みやすい国だという行動派の研究者である。

ビオトープって?

「その地域に住むさまざまな生き物が地域固有の自然生態系を構築している場所」をビオトープという。が、なんだか小難しい。今では広く使われるようになってきて、語源どおり「生命の場所」(生き物が住む場所)と解したほうがわかりやすいかも知れない。バートさんに、彼が中心となって作った学研都市内の早稲田大学と北九州大学の構内それぞれに2箇所あるビオトープを案内してもらった。池があり、薮があり、雑草が生い茂っている。そう、昔の住宅街の中やその周辺にあった〈原っぱ〉を思い浮かべていただくと近い。

目指すは、生物のネットワーク

そこには水生動物からたくさんの虫、それを食べる野鳥などが季節に応じて生活をする場所だ。小さな空間だが、その地域に古くから自生する植物を始めとする生物が活動する。その小さな空間があちこちに点在すると、そこに生物のネットワークが作られてもいく。そのような循環した小さな生態系を作る事、それを通して自然を学び、環境を守ることをビオトープ作りは意図している。

活動

平成竹取伝説

バートさんの活動は、ビオトープ作りに止まらない。地域全体の自然を守り、作っていくことを積極的にすすめている。
北九州市は全国一の竹林面積を誇るが、竹林は管理されていないと、自然の森を侵食し、そのバランスを壊してしまう。そのことは、全国的な問題となっている。そこで、地域の森林への竹の侵食を阻止し、里山を保全することを目指して、2004年から「平成竹取伝説」という活動を開始した。

バートさんたちが作った学術都市内のビオトープ

毎月1回、ボランティアの会員達が集まり、「響きの」周辺の里山で竹を伐採する。そして、竹をチップにして建設資材として活用する地産地消が実践されている。
バートさんはビオトープに、竹林伐採に、と大忙しで、今では地域の人々から「竹のおじちゃん」と思われているようだ。「まだまだ、伐採した竹の利用は試行錯誤の段階。でも、だからといって放置するわけにはいきませんよ、やるしかないんです」と語り、今日も竹林に入っている。

~「平成竹取伝説」竹林保全活動~参加者募集

人間の日常活動範囲内に残された里山は、古くは薪や山菜を提供し、水源を守るなど、我々の生活には欠かせない資源でした。しかしながら、人間が手を加えることによって成立していた里山は、内包する竹林の侵食などによって、それまであった樹木を枯死させるなど林相を大きく変貌させ、生物の多様性が失われつつあります。
全国で一番の竹林面積を所有する北九州市は、ほとんどの竹林が放置されている現状です。そこで、北九州学術研究都市の周辺地域の竹林を中心に整備することにより、森林への竹の侵食を阻止し、里山を保全することを目指します。2004年1月より開始の「平成竹取伝説」では、多くのみなさまの参加によりひびきの周辺の竹林を整備し、親しめる里山づくりを目指して活動しています。
多くの皆様のご参加をお持ちしております。

NPO北九州ビオトープ・ネットワーク研究会

開催日時
毎月第2土曜日(8月除く)9:30~12:00
活動場所
北九州学術研究都市周辺地域の森林及び竹林
対象
18歳以上の市民
お申込・お問合せ
〒808-0135
北九州市若松区ひびきの1-1 北九州市立大学国際環境工学部内
NPO法人北九州ビオトープ・ネットワーク研究会
デワンカー バート
TEL : 093-695-3245、FAX : 093-330-4088
Mobile : 090-1870-3299
e-mail: kitakyu.biolab@gmail.com

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